京都の子育て環境

情報提供に力を入れている

結論からいえば、京都の子育て環境は充実しています。京都市では幼児教育・保育の無償化や待機児童ゼロの継続などに取り組んでいますよ。特に情報提供には力を入れており、京都市子育て応援パンフレットにはすべての子どもに向けた支援施策や、各種相談窓口が掲載されています。子育て支援施策については、子育て支援ポータルサイト「はぐくーもKYOTO」や「京都はぐくみアプリby母子モ」に詳しく乗っているので、興味のある人は事前にチェックしておきましょう。アプリを活用すれば必要な情報をいつでも簡単に入手できますよ。外出先で行われているイベント情報の確認機能や日記機能、緊急連絡先機能なども搭載しています。
また、子育て家庭がおでかけする時に役立つサービスとして「まもっぷ」という電子マップがあります。おでかけスポットの情報やいざという時に役立つ情報がまとめられているので、外出時の「お守り」として便利です。

教育機関の数

2021年4月時点で、京都市で暮らす0～14歳の人口は15万5,500人です。幼稚園は15園、小学校は157校、中学校は66校、高校10校で、多くの教育施設が点在していますよ。また、図書館は20館、博物館は37館と充実しています。中京区にある京都文化博物館は京都の歴史と文化を分かりやすく解説している博物館で、休日は多くの子ども連れで賑わっています。近代洋風建築物として重要文化財の指定を受けた別館が隣接しており、景観を楽しむこともできますよ。

その他の施設も充実している

2022年2月の時点で、京都市には約260のスーパーがあります。日常的な買い物だけでなく、子どもとのおでかけにも便利ですよ。また、市内には病院が100以上、クリニックが1,500以上もあります。小児科や総合内科など様々な科目を診てもらえるので、安心して暮らせますね。看護師として転職先の候補が多いだけでなく、子どもに病気やケガがあった場合のことを考えても、京都は最適な環境が整っているといえます。

景観が素晴らしい

京都には多くの歴史的建造物があります。寺院や庭園、あるいは街並みそのものが歴史的景観として京都の街を彩っています。歴史的景観の保全にも積極的に取り組んでおり、街全体が地域の環境を向上させる意識を持っていますよ。そういった環境で子育てを行うことで、子どもは日本の伝統文化や歴史を肌身に感じながら成長できます。直接的な教育とはまた別の部分で、人間的な成長を促す環境が京都にはありますね。