様々な職場がある
京都の中心部には規模の大きい病院が集中しています。看護師としての経験とスキルを得るためにはベストな環境が整っていますよ。教育制度も充実しており、資格取得を支援してくれる病院も多いようです。規模の大きい病院ほど給与も高い傾向にあるので、転職する際の選択肢が多くなりますね。ただし、残業が多く忙しいといった面があることも忘れてはいけません。求人を探す際は、希望する条件にきちんと優先順位をつけておきましょうね。
診療所やクリニックで働きたい看護師にとっても、京都はいい環境が整っていますよ。内容は様々で、地域密着で医療活動を何代にも渡って行っているクリニックもあれば、自由診療をメインにしている高級クリニックなどもあります。そのため、自分に合った職場を豊富な選択肢の中から選べますよ。個人経営の医療機関では、職場環境や待遇は経営者や組織の方針による部分が大きいので、事前のリサーチが必須です。規模が小さければ小さいほど、経営状況も重要になりますね。診療所やクリニックの情報は病院よりも少ないです。求人情報だけでなく、口コミなどもチェックすることをおすすめしますよ。
京都府医療勤務環境改善支援センター
京都には京都内にあるほとんどの民間病院が加盟している京都府市立病院協会というものが存在します。その中に設置されているのが、京都府医療勤務環境改善支援センターです。医療従事者の離職を防ぐために労働環境の改善に取り組む機関であり、京都府医療勤務環境改善支援センターの認定を受けている医療機関であればある程度の働きやすさが確保されていると考えていいでしょう。京都府医療勤務環境改善支援センターの認定を受けているかどうかについても、求人を探す際の参考にしてみてくださいね。
メリット・デメリット
京都で看護師として働くメリットは、規模の大きい病院が多く高収入を期待できる点です。ある程度の経験を積めば年収500~600万円になります。1,000床規模の病院は全国的にも珍しく、様々な医療分野に触れることができる環境が整っている点も京都で働くメリットの1つといえるでしょう。
ただし、エリアによって格差がある点は注意が必要です。なるべく詳しい情報を得た上で、きちんと比較検討して応募しなければミスマッチが生じるかもしれません。規模の小さい医療機関の場合、得られる情報は特に少なくなります。事前のリサーチを怠らずに、転職エージェントなどを活用しながら求人を探しましょうね。