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京都における看護師の需要

看護師の需要はどれくらい?

京都では看護師の需要がどれくらいあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

看護師の需要はどれくらい?

京都の特徴

京都の特徴

日本を代表する都市の1つである京都。歴史的建造物が建ち並び、観光地として世界的にも有名です。国内有数の企業を輩出しており、産業面でも優秀ですね。そんな京都ですが、特徴の1つとして乳児・新生児の死亡率や生活習慣病の死亡率が全国平均よりも低い点が挙げられます。医療面でも優秀であることが分かります。人口10万人あたりの看護師の就業者数は943.9人と多く、全国平均よりも高水準を保っていますよ。

需要が高まる

需要が高まる

京都で働く看護師の多くは病院勤務です。全体の73.2%が病院勤務で、全国平均よりもわずかに上回っています。一方、診療所勤務は全国平均よりもやや少ないようですね。訪問看護ステーションや介護施設については、全国平均とそれほど大きな差はありません。医療のニーズは全国的に高まっていることもあり、看護師は多くの現場で求められていますよ。役割の重要性も増していることから、需要は非常に高い状況といえるでしょう。加えて、7対1看護配置基準の導入に対応できる看護師の確保と質の向上も求められており、教育制度の充実や専門分野の研修拡充が推し進められています。近年特に需要が高まっている在宅医療分野では、あらゆる状況に対応できる力を持った訪問看護師が求められていますよ。

エリアによって格差がある

エリアによって格差がある

2018年1月の時点で、京都には認定看護師が364人、専門看護師が36人います。人口に対する看護師の数でいえば全国平均を上回りますが、エリア別に見ると格差が大きくなっている状況です。例えば、京都の中心部またはその近隣では人口10万人あたり1,000人以上の看護師を確保できているものの、山城南エリアについては592.1人とかなり低い数値になっており、人材の確保が急がれています。また、エリアによっては無医地区も存在していますよ。
入院患者の地元依存率については、南部の医療拠点として機能している京都・乙訓エリアの一般病床は90%を超えていますが、山城南エリアでは40%を切っています。これは、半数以上の患者が他府県に流出していることを表しています。療養病床については、地元依存率が20%程度まで落ちている状況です。さらに、7対1看護配置基準を購入している病院は、3分の2が京都・乙訓エリアに集中していますよ。人口が集中しているエリアほど医療機能が充実しているのは当然のことですが、エリアによって格差があるのも事実で、それに応じて多くの看護師が必要とされている状況といえますね。

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